「両日」「両日ともに大丈夫です」はビジネス的にOK?正しい敬語や例文を解説!

日程調整のやり取りでよく出てくる「両日」「両日ともに大丈夫です」。結論から言うと、どちらもビジネスで基本的には使ってOKです。

ただし「大丈夫です」は口語で意味が広く、相手や場面によっては軽く見える誤解が生まれることもあります。特に社外の目上相手や初回メールでは、より良い言い換え表現を知っておくと安心です。

この記事では、「両日」の正しい意味やニュアンス、「両日ともに大丈夫です」を使える場面・避けたい場面、より丁寧な言い換え、すぐコピペできる例文までまとめて解説します。日程調整のメールやチャットの返信に迷う人は、ぜひ参考にしてください。

「両日」とは?意味とビジネスでの基本ニュアンス

「両日(りょうじつ)」は、提示された2つの日程のどちらもを指す言葉です。たとえば「2/10と2/12の両日」と書けば、2日とも該当します。

ビジネスでも一般的に使われ、短くてわかりやすいのがメリットです。一方で、候補日が複数並ぶ文脈では「両日」がどれを指すのか曖昧になりやすいため、日付を併記して明確にするのが安全です。

また「両日」は基本的に2日限定の表現なので、候補が3日以上ある場合は

「いずれの日程も」
「全日程で」

などの別表現を使うのが自然です。ここを押さえるだけで、文章の正確さが上がります。

「両日」「両日ともに大丈夫です」はビジネス的にOK?結論と注意点

結論として、「両日」も「両日ともに大丈夫です」もビジネスで使用可能です。社内チャットや、やり取りが柔らかい取引先とのメールでも普通に使われます。

ただし注意点もあります。「大丈夫です」は口語で、「可能」なのか「問題ない」なのか「保留」なのかが広く解釈されがちです。相手がかたい文体の場合は、より明確な表現に寄せるだけで誤解が減ります。

特に初回の連絡や目上相手には、「差し支えございません」「可能でございます」などの丁寧表現が無難です。言葉そのものがNGというより、相手との距離感に合わせるのがビジネスマナーとして重要になります。

「両日ともに大丈夫です」を使える場面・使いにくい場面

使える場面(社内・テンポ重視・文脈が明確)

「両日ともに大丈夫です」は、候補が2日だけで、どの日を指すか明確な場面で特に使いやすい表現です。社内のチャットや同僚との調整など、テンポ重視のやり取りとも相性が良いです。

また社外でも、すでに何度かやり取りしていて相手の文体が柔らかい場合は、違和感なく使えます。聞かれているのが「可能ですか?」だけでYES/NOが明確な状況なら、意味がぶれにくいのもポイントです。

ただしメールで使うなら、後ろに「ご都合のよい日程でご指定ください」などを添えると、より丁寧で印象が安定します。

使いにくい場面(初回・目上・条件付きOK・候補が多い)

初回のやり取りや、かたい取引先・目上相手に対しては、「大丈夫です」が少しカジュアルに見えることがあります。この場合は、同じ意味でも丁寧な言い換えを選ぶのが安心です。

また「片方は午後だけ」「もう片方は短時間なら可」など条件付きのOKは、「大丈夫です」だと誤解されやすいので避けましょう。条件を具体的に書くのがトラブル防止になります。

さらに候補が3日以上ある場合、「両日」はそもそも不自然です。ここは「いずれの日程も」「全日程で調整可能」のように表現を切り替えるのが正解です。

丁寧に言い換える表現一覧(社外・目上でも安心)

「両日ともに大丈夫です」を丁寧にするなら、まずは「可能」「差し支えない」といった明確語に置き換えるのがコツです。文体をかたくしても意味は同じで、印象だけが整います。

代表的な言い換えは以下の通りです。相手の文体に合わせて選べば、過剰に堅くしすぎず自然に書けます。

  • 両日ともに問題ございません。
  • いずれの日程でも差し支えございません。
  • どちらの日程でも可能でございます。
  • 両日ともに調整可能です。(社内寄りだが丁寧)
  • ご提示の2日程はいずれも対応可能です。

なお、日程ではなく時間枠(午前/午後、10時/16時など)の話なら、「両日」ではなくどちらの時間帯でも可能ですがより正確になります。言葉のズレをなくすだけで、伝達ミスが減ります。

✉ すぐ使える例文集(メール・チャット別)

メール(丁寧・社外向け)

社外メールでは、日付を明記して「両日」が何を指すかをクリアにするのが基本です。さらに「ご指定ください」を添えると、相手が選びやすくなります。

例文:
ご提示いただいた2月10日(火)・2月12日(木)の両日ともに、お打ち合わせ可能でございます。
ご都合のよい日程をご指定いただけますと幸いです。

例文:
ご提案の2候補日につきまして、いずれの日程でも差し支えございません
お手すきの際に、ご希望日時をお知らせください。

チャット(社内・テンポ重視)

チャットでは短くても成立しますが、時間帯や条件があるなら必ず添えましょう。「大丈夫です」だけで終えると、あとから認識ズレが起きやすいです。

例文:
火曜・木曜、両日ともに大丈夫です!都合いい方でお願いします。

例文:
両日OKです。2/12は13時以降なら確実に空いてます。

誤解を防ぐコツ:日付の明記・条件の書き方・「大丈夫」の避け方

日程調整の失敗は、言葉の丁寧さより情報の不足で起きがちです。まずは「両日」が何を指すかを、日付の併記でハッキリさせましょう。候補が多いときほど、短縮しないほうが安全です。

次に、条件付きでOKの場合は、OKの範囲(時間帯・締切・場所)を具体的に書きましょう。これだけで「言った・言わない」系のトラブルが激減します。

そして社外・目上相手や初回メールでは、「大丈夫です」を「可能です(でございます)」「差し支えございません」に置き換えると、意味が明確になり印象も整います。結論としては、相手に合わせて言葉の温度感を調整し、曖昧さを残さないのが最強です。

よくある質問(FAQ)

「両日」は何日まで使える?3日以上はダメ?

「両日」は基本的に2日を指します。候補が3日以上ある場合は「いずれの日程も」「全日程で調整可能」などが自然です。

例:候補が3日 → 「3候補日いずれも可能です」

「両日ともに大丈夫です」は失礼じゃない?

失礼というより、口語で柔らかい表現です。社内やフランクな相手なら問題ありませんが、初回の社外連絡や目上相手には「差し支えございません」「問題ございません」「可能でございます」が無難です。

迷ったら、文章を少し丁寧にしておくのが安全策です。