草かんむりに末「茉」の読み方・苗字や熟語【漢字辞典】

「草かんむりに末」と書く「は、茉莉(まつり)茉莉花(まつりか)のように、主にジャスミンを表す言葉で使われる漢字です。

日常文で単体の「茉」を見る機会は少ない一方、名前(名付け)ではよく使われるため、「読めるけど意味が曖昧…」となりやすいのがポイント。

この記事では、読み方・基本情報・成り立ち(字源)から、苗字、熟語、地名や用語までを漢字辞典としてまとめます。

草かんむりに末「茉」の漢字の意味とは?

の意味は、ひとことで言うと「茉莉(まつり)」=ジャスミンの類を表す字、です。

辞書では「モクセイ科の常緑小低木『茉莉(マツリ)』に用いられる字」と説明され、単独の「茉」もジャスミンのイメージと結びつきやすい漢字になっています。

とくに「茉莉花(まつりか)」は国語辞典にも載る語で、芳香のある白い花として知られます。結論として「茉=ジャスミン系の植物(語の一部)」と覚えるのが最短です。

草かんむりに末「茉」|部首・画数・常用漢字(漢検目安)など基本情報

「茉」は部首が艹(くさかんむり)で、総画数は8画です。

また、国語施策上の位置づけとしては常用漢字ではなく、日本では人名用漢字として扱われます。漢検の目安は1級相当として案内されるのが一般的です。

デジタルでの扱いも押さえておくと便利で、UnicodeはU+8309結論として「8画・くさかんむり・人名用漢字・難しめ(漢検1級目安)」が基本セットです。

基本情報(一覧)

漢字
部首艹(くさかんむり)
総画数8画
常用漢字常用外(日本では人名用漢字
漢検目安1級
UnicodeU+8309
JIS水準JIS第2水準

草かんむりに末「茉」の漢字読み方|音読み

「茉」の音読みは、主にマツバツです。辞書によっては補助的に「マ」などを併記することもありますが、軸になるのはマツ/バツの2つです。

この字は、単独で読まれるよりも「茉莉(マツリ)」「茉莉花(マツリカ)」のように、語の一部として“まとめて読まれる”場面が多いのも特徴です。

結論として、読みに迷ったらまずマツ(次にバツ)を当て、熟語側の読み(まつり・まつりか)で確認するとスムーズです。

音読み

  • マツ
  • バツ

草かんむりに末「茉」の漢字読み方|訓読み

「茉」は、一般の漢字辞典では訓読みが付かない(なし)扱いになるのが基本です。

理由はシンプルで、「茉」が日本語の単語として独立して用いられるより、「茉莉」「茉莉花」のように“音で組んだ語”として使われることが多いからです。

ただし名付けでは「茉」を「ま」などの名のりで読む例が多いため、「訓読みはないが名前の読みは存在する」という整理が安全です。結論:訓読みはなし、実用は熟語・名のり中心です。

読みの整理

区分読みメモ
訓読みなし辞典で「―」扱いが多い
名のり(参考)ま など名前で使われやすい

「茉」の成り立ち(字源)|艹+末でなぜこの意味になる?

「茉」は形声文字で、上の艹(くさかんむり)が「植物」を示し、下のが主に「音(読みの手がかり)」を担う、と説明されます。

つまり「末」は“意味が末っぽい”というより、音符として働き、植物名の「茉莉(マツリ)」を表すのに使われた、という理解がポイントです。

結論として、成り立ちは「植物(艹)+音(末)」で、そこからジャスミン系の植物名に用いられる字として定着した、と押さえるとブレません。

草かんむりに末「茉」が使われる苗字と読み方

「茉」は、一般的には苗字よりも名前(名付け)で見かけやすい漢字です。苗字としての使用例はかなり珍しい部類になります。

ただし、名字データベースでは「茉」という姓自体が登録されている例があり、読みも複数候補として提示されています(全数調査ではない点に注意)。

もし実在の苗字として「茉」を扱う場合は、家ごとの読みが優先されるので、本人の公式表記(戸籍・名刺・署名など)で確認するのが確実です。結論:苗字はレア、確定は本人確認が安全。

苗字(例:データベース上の掲載例)

表記読み方(候補)備考
(候補提示あり)とても珍しい扱いで掲載される例がある

草かんむりに末「茉」を使う熟語・言葉と読み方

「茉」を含む代表的な語は、まず茉莉(まつり)、そして茉莉花(まつりか/まつりくわ)です。いずれもジャスミンを指す言葉として知られます。

また辞典では、「茉」が入る語として野茉莉(えごのき)が挙がることもあります。これは“茉莉”の字を借りた植物名として紹介される語で、知っていると辞書引きで助かるポイントです。

結論として、「茉」は熟語で覚えるのが強く、まず茉莉・茉莉花を押さえれば実用上は困りにくいです。

「茉」を含む熟語・語(例)

読み意味
茉莉まつりモクセイ科の常緑小低木(ジャスミン系)
茉莉花まつりか(まつりくわ)ジャスミン(芳香のある白花)
野茉莉えごのき植物名として載る例がある

草かんむりに末「茉」を含む地名・用語と読み方

「茉」を含む地名は、一般的には多くありません。日常生活で出会う「茉」は、地名よりも人名植物名としての登場が中心です。

一方、用語としては茉莉花(まつりか)が代表格で、国語辞典では「モクセイ科ジャスミン属の常緑小低木」と説明されます。さらに、花を乾燥させて茶に香りづけするという文化的説明も見られ、ジャスミン茶の文脈で出会うこともあります。

結論:地名はレアだが、用語は茉莉花(ジャスミン)が核。見かけたらまつりかを当てて文脈確認、がいちばん確実です。