ハーフ、クオーター、その次は?英語圏での言い方まで詳しく解説!

「ハーフ」「クオーター」はよく聞くけれど、クオーターの次って何?と迷う人は多いはずです。割合(1/2、1/4…)の呼び方には一応のパターンがありますが、実際の会話では割合の呼称よりも自然な言い回しが選ばれることも少なくありません。

この記事では、「ハーフ/クオーター、その次は?」という疑問に答えつつ、英語圏での言い方(half / quarter / one-eighth など)や、日常で失礼になりにくい聞き方・言い換えまで、わかりやすく整理します!

ハーフ・クオーターとは?まずは「割合」と言葉の前提を整理

一般に「ハーフ」は1/2(半分)、「クオーター」は1/4(4分の1)を指す言い方として使われます。家系のルーツを割合で表すイメージが強く、日本では会話でもメディアでも見かける言葉です。

ただし現実の家族構成やルーツはもっと複雑で、必ずしも「きっちり半分・4分の1」に当てはまるとは限りません。たとえば片方の親が複数ルーツを持っている場合、単純な分数にしづらいこともあります。

そのため、言葉としては便利でも、相手を割合で決めつけない配慮が大切です。本人が自分で使っているなら尊重しつつ、他人が断定してラベル付けする形は避けるほうが無難です。

まずは「ハーフ=1/2」「クオーター=1/4」という基本を押さえたうえで、次の見出しで「その次」の候補を整理していきます。

クオーターの次は?ワンエイス、ワンシックスティーン…呼び方一覧

「クオーター(1/4)」の次としてよく挙がるのは1/8(ワンエイス)です。さらに細かい割合として1/16(ワンシックスティーン)1/32(ワンサーティセカンド)なども理屈上は言えますが、日常会話ではそこまで細かい呼称はあまり一般的ではありません。

割合と言い方(日本語カタカナの通称)早見表

割合英語(分数の言い方)日本語での言い方例
1/2halfハーフ
1/4a quarter / one-quarterクオーター
1/8an eighth / one-eighthワンエイス(ワンエイト)
1/16a sixteenth / one-sixteenthワンシックスティーン
1/32a thirty-second / one-thirty-secondワンサーティセカンド

ポイントは、「呼べる」ことと「通じやすい」ことは別、という点です。とくに、「クオーター」以降、1/8以下は通称の認知度がかなり落ちるので、会話では「◯◯のルーツがある」「祖父母(曾祖父母)が◯◯」のように家族関係で説明するほうが伝わりやすいことが多いです。

日本語での自然な言い方:「クオーター」以降は「ルーツ」表現が伝わりやすい

日本語では「ハーフ」「クオーター」以外にも、実際の会話で使いやすい言い方があります。とくに細かい割合(1/8、1/16…)になるほど、カタカナ呼称よりもルーツの説明が自然で誤解も減ります。

言い換えの例(断定を避けつつ伝える)

  • 「私は◯◯にルーツがあります」
  • 「父(母)が◯◯出身です」
  • 「祖母(祖父)が◯◯です」
  • 「家族に◯◯の背景がある感じです」

また「ミックス(mixed)」という言い方を使う人もいますが、受け取り方は人それぞれです。大事なのは、相手が自分のアイデンティティをどう表現しているかを本人の言い方に合わせること。こちらからラベルを決めにいかない姿勢が、結果的に一番トラブルが少ないです。

もし話題にするなら、割合を当てにいくより「どう呼ばれるのが一番しっくりきますか?」のように、相手に選択権を渡す聞き方が丁寧です。

英語圏での言い方:half / quarter のほか mixed がよく使われる

英語圏でも割合としてhalf(1/2)やa quarter / one-quarter(1/4)は理解されます。ただ、日常会話で頻繁に“分数ラベル”として固定で使うというより、「〜のルーツがある」という言い回しが選ばれやすい傾向があります。

よく使われる表現

  • I’m half Japanese.(私は日本にルーツが半分あります)
  • I’m a quarter Japanese.(私は4分の1が日本ルーツです)
  • I have Japanese heritage.(日本のルーツがあります)
  • I’m of mixed heritage.(複数のルーツがあります)
  • I’m mixed-race / biracial / multiracial.(混血・複数人種の背景がある)

「one-eighth(1/8)」のような細かい分数も言えますが、会話ではIt’s complicated.(いろいろ混ざっててね)やMy grandma is …(祖母が…)のように、家族関係で説明するほうが自然な場面も多いです。

注意点として、英語には歴史的背景のある不適切な呼称も存在します。そうした言葉は誤解や不快感につながりやすいので、迷ったらheritage / roots系の表現に寄せるのが安全です。

「ハーフ」「クオーター」その次以降…日本語・英語の角が立ちにくい言い方

このテーマは言い方ひとつで印象が変わります。結論から言うと、自分のことは自由に言ってOKでも、他人には断定しないのが基本です。ここでは会話にそのまま使える例文をまとめます。

日本語の例文

  • 「私は母方に◯◯のルーツがあります。」
  • 「祖父が◯◯出身なので、家族にその文化が少しあります。」
  • 「呼び方はいろいろだけど、私は“ミックス”って言うことが多いです。」

英語の例文

  • I’m half Japanese and half Canadian.
  • I have Japanese roots on my dad’s side.
  • I’m of mixed heritage.
  • My grandmother is Japanese.

相手に聞く必要があるときは、いきなり「何分の何?」と詰めるより、話したくなければ話さなくていい余白を残すのがコツです。たとえば英語なら “If you don’t mind me asking…”(差し支えなければ)を添えるだけで、印象がかなり柔らかくなります。

「クオーター」の次:割合より本人の希望で表現!

最後にまとめると、「クオーターの次」は理屈としては1/8(one-eighth)、さらに1/16(one-sixteenth)…と続けられます。ただし現実の会話では、細かい分数ほど説明が伝わりにくいことも多く、無理にラベル化するとズレが出やすいです。

そこで大切なのが、本人がどう名乗っているかを尊重すること。相手が「ハーフ」「クオーター」「ミックス」などを使っているならそれに合わせ、わからないときは「どう言うのがしっくりきますか?」と確認するのが丁寧です。

また、ルーツの話題はプライベートな領域でもあります。場面によっては触れない配慮も必要です。仕事や初対面の場では特に、興味本位の質問に見えないように注意しましょう。

結局のところ、便利な呼び名はあっても、最優先は相手を分類したり「ハーフ」「クオーター」でくくらない姿勢です。割合の知識は知識として持ちつつ、会話では相手の心地よさを基準に言葉を選ぶのが、いちばんスムーズです。